TDEE 計算ツール
基礎代謝量と 1 日の総消費エネルギーから、減量・維持・増量の目標カロリーを一括算出。
TDEE 計算ツールの特徴
BMR と TDEE を一度に算出
基礎代謝量(何もせず消費するカロリー)と、活動を加味した 1 日の総消費エネルギーを 1 つのフォームで同時に確認できます。
減量・維持・増量を同時表示
「ダイエットなら何 kcal?」「現状維持なら?」「筋肥大なら?」— 3 つの目標カロリーを並べて表示し、その日の食事計画に直結できます。
Mifflin / Harris-Benedict 切替
最新で精度が高いとされる Mifflin-St Jeor 式を標準採用。臨床現場で慣れ親しまれた Harris-Benedict 改訂版も切替可能で、用途に合わせて使い分けられます。
TDEE と BMR の関係
BMR(Basal Metabolic Rate / 基礎代謝量)は、安静時に呼吸・心拍・体温維持などで消費する最低限のカロリー。1 日の消費カロリーの約 60〜70% を占めます。
TDEE(Total Daily Energy Expenditure / 毎日総消費エネルギー)は、BMR に身体活動・運動・食事誘発性熱産生(食後の代謝上昇)を加算した「実際に 1 日で消費するカロリーの総量」です。
TDEE = BMR × 活動係数
= 何もせず消費するカロリー × 動く量に応じた倍率体重を変えるシンプルな原則は 「摂取カロリー vs TDEE」。摂取 < TDEE で減量、摂取 = TDEE で維持、摂取 > TDEE で増量となります。
Mifflin-St Jeor と Harris-Benedict の違い
Mifflin-St Jeor(1990)は、現代人の体組成に基づく予測式で、米国栄養士会(Academy of Nutrition and Dietetics)が「最も推奨」と評価しています。デフォルトはこちら。
Harris-Benedict 改訂版(1984、Roza-Shizgal)は古くから医療現場で使われており、入院患者の栄養管理などで未だに広く参照されます。BMR がやや高めに出る傾向があります。
日常の体重管理目的では Mifflin-St Jeor を使用し、医療データとの整合性を取りたい場合は Harris-Benedict を選ぶ運用がおすすめです。
活用シーン
🏃 ダイエット計画
BMI で「肥満気味」と判定されたら、TDEE − 500 kcal を目安に食事制限すれば週 0.5 kg ペースの健康的な減量が見込めます。
💪 筋トレ・バルクアップ
筋肥大には TDEE + 200〜500 kcal/日 のオーバーカロリーが必要。タンパク質量と合わせて摂取目標を設定できます。
🍽️ PFC バランス設計
総摂取カロリーが決まれば、タンパク質(4 kcal/g)・脂質(9 kcal/g)・炭水化物(4 kcal/g)の配分を決められます。
📊 月単位の体重変動分析
履歴機能で月ごとに TDEE を記録し、活動レベルの変化や年齢による代謝低下を可視化できます。
ツールの使い方
- 1性別を選択します(公式が男女で異なります)
- 2年齢・身長・体重を入力します
- 3活動レベルを 5 段階から選択します
- 4BMR 計算式を選択(Mifflin-St Jeor が推奨)
- 5BMR・TDEE・3 目標カロリー(減量/維持/増量)が即座に表示されます
- 6必要に応じて「履歴に保存」で記録できます
よくある質問
BMR と TDEE はどちらを目安に食事すればよいですか?
食事計画には TDEE を使います。BMR は「絶対に必要な最低カロリー」で、これを下回り続けると代謝が低下し、リバウンドや健康リスクが高まります。減量する場合でも BMR を下回らないことが原則です。
TDEE − 500 で本当に週 0.5kg 痩せられますか?
脂肪 1 kg ≒ 7,200 kcal なので、500 kcal × 7 日 = 3,500 kcal の赤字で理論上約 0.5 kg 減ります。ただし実際には代謝適応・水分変動・筋肉量変化で個人差があります。長期的な平均で見るのが現実的です。
活動レベルはどう選べばよいですか?
通勤と日常生活以外に運動習慣がなければ 座位中心。週 1〜3 回ジムやランニング程度なら 軽い活動。日常的にしっかり運動するなら 中程度〜激しい。判断に迷う場合は 1 段階低めを選び、結果を 1〜2 週間見て調整するのがおすすめです。
Mifflin-St Jeor と Harris-Benedict、結果はどれくらい違いますか?
一般的に Harris-Benedict のほうが 50〜100 kcal 程度高め に出る傾向があります。一般の体重管理目的では Mifflin-St Jeor、医療データとの整合性を重視する場合は Harris-Benedict をお選びください。
日本の公的基準と何が違いますか?
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」は 身体活動レベル PAL(成人 1.50 / 1.75 / 2.00) を使用します。本ツールの 5 段階係数は国際的に広く使われる Harris-Benedict 系の慣行値で、一般用途では十分実用的な精度です。