CalcEasy

不動産面積・単価計算ツール

坪単価・建蔽率・容積率を 1 つのツールで。建築基準法 第52条/53条 と前面道路幅員制限に対応。

坪 ↔ m² の正確な換算

「坪」は1辺 6 尺 = 60/33 m の正方形の面積で、メートル換算は次の通りです:

1 坪 = (6 尺)² = (10/33 m × 6)² = (60/33)² = 400/121 m²
     ≒ 3.305785124 m²

1 m² = 121/400 坪 = 0.3025 坪

簡略的に「1 坪 = 3.3 m²」とする換算は0.18% 大きく出ます。本ツールは 400/121 の有理数で計算するため、不動産売買契約や建築確認申請に必要な精度が得られます。

建蔽率と容積率の基本

建蔽率(%) = 建築面積 ÷ 敷地面積 × 100   (建築基準法 第53条)
容積率(%) = 延床面積 ÷ 敷地面積 × 100   (建築基準法 第52条)

前面道路幅員 < 12m の場合、容積率上限は次の小さい方:
  ・用途地域の指定容積率
  ・幅員(m) × 法定係数(住居系 0.4 / 商業・工業系 0.6) × 100

土地を購入する前に 「敷地面積 × 容積率上限」 で建てられる延床面積の目安を把握できます。狭い道路に面した敷地は、用途地域の指定容積率より道路幅員制限の方が厳しくなるケースがある点に注意が必要です。

13 用途地域の上限一覧

用途地域建蔽率 %容積率 %道路係数
第一種・第二種低層住居専用、田園住居30〜6050〜2000.4
第一種・第二種中高層住居専用30〜60100〜5000.4
第一種・第二種住居、準住居50〜80100〜5000.4
近隣商業60・80100〜5000.6
商業80200〜13000.6
準工業50〜80100〜5000.6
工業・工業専用30〜60100〜4000.6

実際の上限は都市計画で個別に指定されます。物件の登記情報・自治体の都市計画図でご確認ください。

活用シーン

🏠 土地・マンション購入

物件情報の表示単位(坪 or m²)を統一して相場比較。「坪単価」と「m² 単価」の両方を同時表示。

🏗️ 建築計画チェック

建築確認申請前に、設計図の建築面積・延床面積が建蔽率・容積率の範囲内かを事前検証。

📐 不動産業務

物件査定・媒介契約書の作成時、面積換算と用途地域別の建築可能ボリュームを即座に算出。

🏢 投資不動産分析

狭小地・道路条件の悪い物件は、用途地域の容積率より道路幅員制限の方がボトルネックになるケースの判定。

ツールの使い方

  1. 13 つのタブ(坪単価/建蔽率/容積率)から目的の計算を選択
  2. 2坪単価:「求める対象」を切替(坪単価/物件価格/面積)し、2 項目を入力
  3. 3建蔽率/容積率:用途地域を選択すると上限プリセットが切り替わる
  4. 4容積率:前面道路幅員を入力すると、道路制限と用途地域の小さい方が適用
  5. 5上限超過判定・残り建築可能面積が即表示

よくある質問

「3.3 m²」と「400/121 m²」のどちらを使うべき?

本来の定義は400/121 ≒ 3.305785 m²です。3.3 m² は概算用の値で、不動産売買・建築確認では正確な値を使います。本ツールは内部で 400/121 を使うため、契約書類との突合にも使えます。

建蔽率の緩和措置はありますか?

建築基準法 第53条 3 項では、角地(特定行政庁指定)で +10%、防火地域内の耐火建築物で +10% の緩和、商業地域等の所定の条件で建蔽率制限適用除外があります。本ツールの判定は基本上限のみで、緩和は反映されません。実際の上限は自治体に確認してください。

容積率の延床面積に含めない部分は?

建築基準法 第52条 では、地下室(住宅部分の1/3まで)・共同住宅の共用廊下/階段・自動車車庫(延床の1/5まで)・宅配ボックスなどが容積率算定から控除されます。本ツールでは入力する「延床面積」はこれらの控除後の数値を想定しています。

前面道路が複数ある場合は?

道路幅員制限はもっとも広い前面道路の幅員で計算します(建築基準法 第52条 2 項)。私道・通路は前面道路に含まれません。幅員 12m 以上の道路に面する場合は、道路幅員制限は適用されず指定容積率のみで判定します。

坪単価の表示価格には消費税が含まれる?

土地の譲渡には消費税が課されません(非課税取引)。建物部分や仲介手数料には消費税がかかります。物件価格の表示は税込表示が義務化されていますが、坪単価は税込・税抜の両方が流通しているため、比較時は前提を確認しましょう。