健康保険料の計算シミュレーション
都道府県・年齢区分を選ぶだけで本人負担と事業主負担を即算出
健康保険料計算ツールの特徴
47都道府県の保険料率に対応
協会けんぽの都道府県別保険料率を収録し、正確に健康保険料計算を行います。令和8年度は最低9.21%(新潟)から最高10.55%(佐賀)まで対応しています。
本人負担・事業主負担を同時算出
標準報酬月額または標準賞与額から、本人負担額と事業主負担額を同時に算出します。給与計算や社会保険手続きの確認に便利です。
支援金・拠出金にも対応
令和8年度から新設された子ども・子育て支援金や、事業主のみ負担する子ども・子育て拠出金も含めた健康保険料計算が可能です。
令和4年度から令和8年度まで収録
5年分の保険料率を収録しています。過去の年度にさかのぼった健康保険料計算や、年度間の保険料比較にも活用できます。
リアルタイムで瞬時に計算
金額や設定を変更するたびに結果が即座に更新されます。ボタンを押す手間なく健康保険料計算の結果を確認できます。
履歴保存とURL共有
計算結果をブラウザに保存できます。URLで結果を共有すれば、同僚や担当者との情報共有もスムーズです。
健康保険とは
健康保険は、会社員や公務員が業務外の病気・けが・出産・死亡に備える公的医療保険制度です。健康保険料計算で算出される保険料は、事業主と被保険者が折半して負担し、毎月の給与や賞与から徴収されます。
加入条件
- 適用事業所に常時使用される75歳未満の従業員
- パートタイマーは、所定労働時間が正社員の3/4以上であれば対象
- 週20時間以上かつ雇用期間2か月超などの要件を満たす短時間労働者も対象(従業員51人以上の企業)
- 2026年10月からは106万円の賃金要件が撤廃され、対象者がさらに拡大予定
健康保険料計算の対象となる報酬
| 対象となる報酬 | 対象外の報酬 |
|---|---|
| 基本給 | 退職金 |
| 残業手当・休日手当 | 大入袋(恩恵的なもの) |
| 通勤手当 | 結婚祝金・災害見舞金 |
| 住宅手当・家族手当 | 出張旅費・赴任旅費 |
| 賞与(ボーナス) | ※年3回以下の賞与は標準賞与額で別計算 |
標準報酬月額の決定方法
健康保険料計算の基礎となる標準報酬月額は、以下の方法で決定されます。定時決定(算定基礎届)では、毎年4月・5月・6月に支払われた報酬の平均額をもとに等級を決定し、9月から翌年8月まで適用します。 入社時は資格取得時決定で見込み報酬額から決定されます。 また、昇給や降給などで固定的賃金が大きく変動し、3か月間の平均が2等級以上変わった場合は随時改定(月額変更届)の対象となります。
なぜ都道府県ごとに保険料率が異なるのか
協会けんぽの健康保険料率は都道府県支部ごとに設定されています。 これは、各地域の1人あたり医療費水準を反映した仕組みで、医療費が高い地域ほど保険料率が高くなります。 健康保険料計算を行う際は、勤務地ではなく届出上の事業所所在地の都道府県の料率を使用します。
健康保険料計算の方法
健康保険料 = 標準報酬月額(または標準賞与額)× 健康保険料率
1. 報酬額を標準報酬月額または標準賞与額に変換
給与は50等級の標準報酬月額等級表(58,000円~1,390,000円)に当てはめます。 賞与は1,000円未満を切り捨てた標準賞与額を使います。 健康保険の賞与は年度累計573万円が上限です。
2. 年度・都道府県・年齢区分に応じた保険料率を適用
健康保険料率は都道府県ごとに異なります。 介護保険料は40歳以上65歳未満の方のみ加算されます。 子ども・子育て支援金は令和8年度に加算される新しい項目です。 健康保険料計算では、これらの料率を合算して適用します。
3. 本人負担分は合算後に50銭基準で端数処理
健康保険料・介護保険料・子ども・子育て支援金を合算した率で労使折半し、50銭以下切り捨て・50銭超切り上げで本人負担額を算出します。 子ども・子育て拠出金は全額事業主負担のため、本人負担には含まれません。
健康保険料計算に使用する保険料率
令和8年度 全国一律の料率
| 項目 | 料率 | 備考 |
|---|---|---|
| 介護保険料率 | 1.62% | 40歳以上65歳未満のみ |
| 子ども・子育て支援金率 | 0.23% | 令和8年度・労使折半 |
| 子ども・子育て拠出金率 | 0.36% | 全額事業主負担 |
※ 健康保険料率は都道府県により異なります。令和8年度の全国平均は9.90%で、最低は新潟県の9.21%、最高は佐賀県の10.55%です。 本ツールでは47都道府県すべての料率を収録しています。
健康保険料率の推移(東京都の例)
| 年度 | 健康保険料率 | 介護保険料率 | 支援金率 | 拠出金率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和4年度 | 9.81% | 1.64% | — | 0.36% | |
| 令和5年度 | 10.00% | 1.82% | — | 0.36% | 健康保険料率引き上げ |
| 令和6年度 | 9.98% | 1.60% | — | 0.36% | |
| 令和7年度 | 9.91% | 1.59% | — | 0.36% | |
| 令和8年度 | 9.85% | 1.62% | 0.23% | 0.36% | 支援金新設・34年ぶり引き下げ |
※ 上表は東京都の例です。健康保険料率は都道府県により異なります。 令和8年度は全国平均9.90%と34年ぶりの引き下げとなりました。 健康保険料計算を行う際は、必ず該当都道府県の料率を使用してください。
健康保険料計算の活用シーン
🏢 給与計算・社会保険手続き
毎月の給与計算で従業員から控除する健康保険料を確認する際に活用できます。 算定基礎届や月額変更届の提出時にも、健康保険料計算の結果を照合できます。
📋 年度更新時の保険料確認
毎年3月の料率改定時に、新旧の保険料差額を事前にシミュレーションできます。 年度ごとの料率変更を反映した健康保険料計算が可能です。
👤 手取り額のシミュレーション
転職時や昇給時に、健康保険料がどう変わるかを事前に確認できます。 都道府県をまたぐ転職では保険料率が変わるため、差額を把握するのに便利です。
🎂 40歳到達時の介護保険料確認
40歳になると介護保険料が加算され、手取り額が変わります。 年齢区分を切り替えて即座に健康保険料計算の結果を比較できます。
健康保険料計算に関するよくある質問
健保組合や任意継続にも対応していますか?
このツールは協会けんぽの一般被保険者向けです。健保組合、任意継続、船員保険、75歳以上の後期高齢者医療制度、二以上勤務などの特殊ケースには対応していません。
子ども・子育て支援金はいつから加算されますか?
本ツールでは令和8年度の健康保険料計算に子ども・子育て支援金を加算します。支援金率は全国一律0.23%です。
賞与の累計入力は何を入れればよいですか?
その年度にすでに健康保険の計算に使われた標準賞与額の合計です。総支給額ではなく、1,000円未満切り捨て後の額を入力してください。年度累計573万円を超えた分は健康保険料計算の対象外になります。
標準報酬月額はどのように決まりますか?
原則として毎年4月・5月・6月の報酬平均をもとに定時決定(算定基礎届)で決まり、9月から翌年8月まで適用されます。途中で固定的賃金が大きく変動した場合は随時改定の対象になります。
都道府県はどこの料率を使えばよいですか?
被保険者が届け出ている事業所の所在地の都道府県です。勤務先が東京でも、届出上の事業所が大阪であれば大阪の料率で健康保険料計算を行います。
介護保険料は何歳から何歳まで徴収されますか?
40歳に達した月(誕生日の前日が属する月)から65歳に達した月の前月分まで徴収されます。この期間は第2号被保険者として健康保険料計算に介護保険料率が加算されます。
令和8年度の保険料率の特徴は何ですか?
令和8年度は全国平均の健康保険料率が9.90%と34年ぶりに引き下げとなりました。一方、子ども・子育て支援金(0.23%)が新たに加算されるため、実質的な負担額は大きく変わらない場合もあります。健康保険料計算で確認してみてください。
このツールは無料で使えますか?
はい、完全に無料で利用できます。会員登録も不要で、健康保険料計算をすぐに行うことができます。計算履歴の保存やURLによる結果共有機能もすべて無料です。